6月24日、岩魚、ヤマメが釣れる新潟県阿賀町柴倉川で、午前4時から釣りに行った70代の男性が帰らず、同日夕方6時に家族が警察に通報、翌日朝より警察と消防が救助に入り同日朝に亡くなっている状態で発見されたとのことです。状況的に渓流釣りの最中に滑落してしまったのが原因のようです。
報道内容
- 阿賀町で釣りの70代男性が死亡|NHK 新潟県のニュース
・・・・警察と消防が捜索したところ、25日朝、阿賀町七名を流れる柴倉川の近くで倒れているのを見つけ、病院に搬送しましたが、死亡が確認されました。川辺から20メートルほど上を走る道路にはさんの車が残され、体に打撲などの傷が複数、確認されたことから、警察は誤って転落した可能性があるとみて詳しく調べています。
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- 阿賀で釣り中に行方不明の男性発見、死亡確認 | 新潟日報デジタルプラス
・・・・・津川署は25日、新潟県阿賀町七名の柴倉川に24日から釣りに出かけたまま行方が分からなくなっていた同町日野川、アルバイトの男性(74)を、捜索中の消防団員が発見したと発表した。・・・・・
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- 釣りに出かけ行方不明の男性 川岸で倒れているところを発見も死亡確認 滑落が原因か【新潟】 県内ニュース | NST新潟総合テレビ
・・・・・さんの友人が川の付近に駐車してある長谷川さんの車を発見し、警察と消防は25日午前6時ごろから約10人態勢で捜索。午前7時半ごろ、捜索隊が柴倉川の川岸で倒れていたさんを見つけましたが、その後、死亡が確認されました。・・・・・(全文はサイトでご覧ください)
事故現場と釣り場の特徴
場所はイワナとヤマメがかなり釣れる場所のようです。
- 新潟県常浪川の岩魚と山女魚
ポイント解説がしてあります。 - 新潟県岩魚保存会「阿賀プロジェクト活動」 – 早春のヤマメ桜の咲くころサクラマス盛夏は鮎深山幽谷岩魚
入渓者が多いらしく渓相の割には釣れないとの記載が。
当日の天気
当日は曇りで午後から一部にわか雨などが降っており、若干足元が滑りやすくなっている可能性があったようです。
どうすれば事故は防げたか?
渓流釣りでの遭難、死亡事故のほとんどは単独釣行時に発生しています。やむを得ない場合も多々ありますが、可能な限り単独釣行は避けるようにしましょう。また早期発見によって命が救われる可能性があります。例えば「夕方18時までに連絡がなく、戻らなければ携帯に電話して、通じなければ即警察に連絡してほしい」等の伝言を友人、ご家族とするのも有効です。
またウェーダー(いわゆる胴付き)も重要です。渓流釣りのウェーダーのタイプには二種類、ブーツフットタイプとストッキングタイプに分かれれています。
ブーツフットタイプ
ブーツフットは足がそのまま靴のようになっているタイプで、ストッキングタイプはウェーディングシューズを別途購入して履くタイプです。一般的にはブーツフットタイプは安価で購入しやすいのですが、底が薄いタイプが多く、足裏に岩の感触がダイレクトに感じやすくちょっと痛い感じがします。
ストッキングタイプ
ストッキングタイプはウェーディングシューズを履きますので、しっかり渓流や斜面をグリップできますが、若干高額なのと足元がその分重くなります。
ウェーディングシューズとウェーダーのメーカーは異なっていても全く問題ありません。安価で自分に合ったものを選びましょう。特にシューズの場合は足裏、ソールが大事です。
釣行での安全性を考えると多少値は張りますし重くもなりますが、ストッキングタイプが断然おすすめです。渓流を安全に遡上するうえでこちらを利用するようにしましょう。
安心安全な釣りを楽しみましょう!
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