ため池で中学生が溺死、青森県が緊急調査で7割に転落防止策が無い事が判明

ため池で中学生が溺死、青森県が緊急調査で7割に転落防止策が無い事が判明 淡水の釣り

2022年5月、青森県弘前市でため池で釣りをしていた中学生が転落溺死した事故を受け、青森県がため池の緊急調査をしたところ、ため池の7割で転落防止策が全く無かったことが判明しました。

<事故の概要>

  • フェンスないため池に転落、男子中学生が死亡…友人と釣り : 読売新聞オンライン

    10日午後4時15分頃、青森県弘前市三和のため池で、付近にいた人から「男性が池に落ちた」と119番があった。弘前地区消防事務組合の水難救助隊が約1時間後、水中に沈んでいた津軽地方の男子中学生を救助し、市内の病院に搬送した。中学生は搬送時、意識不明の状態で、11日午後6時頃死亡が確認・・・・・・・・・
    (全文はサイトでご覧下さい)

<青森県のため池を緊急調査>

  • 県がため池の緊急調査 約7割で転落防止などの対策せず|NHK 青森県のニュース

    ・・・・事故を受けて、県は先月下旬、県内におよそ1700あるため池のうち、近くに集落があるなど住民が近づくおそれのあるおよそ330か所について、市町村を通じて緊急調査を行いました。その結果、調査を行ったため池のうち、およそ7割は柵やフェンスを設置するなど、立ち入りや転落を防ぐための対策がとられていないほか、およそ6割は危険を知らせる看板が設置されていないことが・・・・・・・・・
    (全文はサイトでご覧下さい)

画像はNHKサイトから引用です。

  • ため池での中学生死亡事故をうけ 弘前市が緊急調査 青森県 | TBS NEWS DIG

    5月10日に青森県弘前市で中学生がため池に転落し死亡した事故がありました。再発防止のため弘前市は、ため池の安全管理を確認する緊急調査をしています。

    緊急調査は弘前市内にある農業用のため池129か所を対象に市が18日から実施しています。5月10日、弘前市三和のため池で、友人たちと釣りに訪れた男子中学生が転落して死亡した事故を受け、再発防止のために行われました。19日は市の担当者が弘前市高杉のため池で、立ち入り禁止を示す看板や池に入るのを防ぐ柵が・・・・
    (全文はサイトでご覧下さい)

よく言われることですが、「ため池に落ちて溺死?どうしてあがれないんだろう?」と純粋に思う方もいらっしゃると思います。以前こちらの記事でため池に落ちた事故についての詳細な分析記事がありますのでご紹介します。大変参考になると思います。社法人水難学会会長であり、国大法人長岡技術科学大学大学院教授である斎藤秀俊一氏の寄稿記事です。

 

実験の様子などが動画でも掲載されており、大変優れた記事です。是非ご覧頂き、くれぐれも水難事故には注意をされてください。

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