8月11日、岩手県遠野市で、渓流釣りの最中に背後から熊に襲われるという被害が発生しました。2021年4月から10月までの7ヶ月間で、岩手県ではクマによる人身被害は14件、出没確認は2513件となっており、捕獲クマ数も469頭と過去5年間で2番目に多く、近年岩手県ではクマとの接触事案が増えています。
メディアの報道
- クマに襲われ渓流釣りの男性けが 自力で下山<岩手・遠野市>|FNNプライムオンライン
8月11日午後、岩手県遠野市の山で渓流釣りをしていた33歳の男性がクマに襲われ頭などにけがをしました。
11日午後3時ごろ遠野市附馬牛町の山中の沢で、1人で渓流釣りをしていた遠野警察署の職員・さんが背後からクマに襲われました。
さんは頭の右側と背中を引っかかれたあと自力で下山し、その後、病院に運ばれました。搬送時は意識があり会話もできていたということです。
警察によりますとクマは成獣とみられていて、さんを襲ったあと山奥に逃げたということです。
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- クマに襲われ遠野署員けが 渓流で釣り中 | 岩手日報 IWATE NIPPO
11日午後3時ごろ、遠野市附馬牛(つきもうし)町上附馬牛内の渓流で釣りをしていた同市松崎町白岩、遠野署員の男性(33)がクマに襲われた。男性は頭や背中を引っかかれて負傷し、同市の県立遠野病院に運ばれた。命に別条はない。同署によると、現場は蛇滝沢砂防ダム近くの山林。休日だった男性は1人で入山し、成獣とみられるクマ1頭に襲われた。歩いて乗用車に戻り、運転して数キロ先の施設に駆け込み119番通報を依頼した。
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- クマに襲われ渓流釣り男性けが 遠野市の山林 相次ぐ人との接触/岩手 | TBS NEWS DIG (1ページ)
11日午後、岩手県遠野市の山林で渓流釣りをしていた男性がクマに襲われけがをしました。警察によりますと11日午後3時ごろ、遠野市附馬牛町の山林で渓流釣りをしていた遠野市松崎町の地方公務員・さん(33)が背後からクマに襲われました。さんは自力で下山して近くの施設に助けを求め、施設の従業員が消防に通報しました。
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- 渓流釣りの男性 クマに襲われ頭などにけが 遠野市|NHK 岩手県のニュース
・・・・・警察によりますと襲われたのは33歳の公務員の男性で、11日は休みだったため、一人で渓流釣りをしていたところ、後ろからクマに襲われ、頭と背中をひっかかれたと話しているということです。けがの詳しい程度は分からないということですが、襲われた後、近くの住宅に助けを求めていて、病院に運ばれた際は会話ができる状態だったということです。警察はクマがまだ近くにいる可能性があるとして、近くをパトロールしましたが見つからなかったということで、遠野市とともに近くの住民に対し警戒を呼びかけています。
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事故現場
事後現場は岩手県遠野市附馬牛(きもうし)町上附馬牛内蛇滝沢砂防ダム周辺とのことです。
釣り場情報は以下の通りです。イワナ、ヤマメの好釣り場のようです。
クマの人身被害に遭わないために
クマは極めて臆病な動物で、かつ音や嗅覚が極めて鋭敏です。一般的には嗅覚は犬より7倍近く嗅覚に優れていると言われています。犬の嗅覚は人間より数千倍から一億倍優れていると言われていますから、いかにクマが嗅覚に敏感か分かると思います。
ほとんどの場合クマが先に人間の存在に気づいて逃げてしまいますが、そのためにも自分の位置、場所を知らせるような鈴、そして定期的に爆竹を使うのがまずは最低限のクマ対策となります。もし予算的に許せば、クマスプレーなども常備しましょう。また可能であればですが、単独釣行は避けましょう。
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