またしてもライジャ無しの事故です。深夜までサビキ釣りをしていた男性が、帰路、防波堤でクーラー等を積んだキャリーカートを押して駐車場に戻ろうとした瞬間、カートが脱輪、そのまま巻き込まれる形で5m下の海水に転落、岩場であったことから骨折して海保が救出するという痛々しい事故が起きました。
- 魚釣れたはいいがキャリーカートが防波堤の岸壁から脱輪…落下止めようとした80代男性が転落 午前3時、暗闇の中の修羅場【敦賀海保日誌】
・・・・2022年5月中旬の午前3時ころ、福井県越前町の漁港にある防波堤から男性が海に転落し負傷したとの情報が消防から敦賀海上保安部に入りました。現場には、すでに救急隊が到着し対応しているとのことで、その後、男性は病院に救急搬送されたのでした。
敦賀海上保安部からは、事故調査のため海上保安官が病院に向かいました。この「事故調査」というのは、海上保安官の大切な仕事の一つで、その事案における事件性の有無を判断したり、事故に至った経緯や原因などを明らかにして再発防止に繋げるという意味合いがあるんです。
海上保安官が病院に到着すると、事故に遭った男性はすでに・・・・
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サムネ写真出典:福井新聞
釣り用のカートは長い防波堤やおき防波堤の移動には大変便利です。軽装なものから重装なものまでいろんな釣り用キャリーカートが販売されています。
ただし、行きはクーラーは当然空ですが、帰りは釣れれば、ですがそれなりの重量になります。サビキ釣りの場合は特に釣れますので、鮮度良く保存するために海水を入れたりすると(実は魚がコタコタにならず、美味しく頂けます)、行きとは違って益々重量は重くなります。
このため、行きと同じイメージでカートを引くと想定外の事故になる可能性があります。自分でも気づかないうちに釣りは結構な体力を消耗しますから、ふらっと重心を失ったタイミングで海に落ちる、という事がないとは言えません。
ライフジャケットの装着は当然ですが(これからの暑い季節はベルト型がおすすめです)、帰路は少し海側、ヘチ側を避けて歩くようにしましょう。
こちらのライフジャケットは、桜マークがありませんので船には使えませんが、陸っぱりからの釣りには十分だと思います。
もし多少高くても良いので、船釣りでも使えるやつを、という事であれば、桜マークがついていて、かつグレードがタイプAのものにしましょう。これならどんな船でも大丈夫で、万が一海保のチェックがあっても大丈夫です。勿論安全性も高いのは言うまでもありません。
これは腰巻きタイプでちょっと太いタイプ。
ちょっと太いのはなーという方には、ベルトの一部だけ太いタイプがおすすめです。このタイプは大変動きやすいですが、ちょっと高いのが難点です。
安心安全な釣りを楽しみましょう!
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